2006年03月12日

日曜日

硝子教室→御茶ノ水→硝子教室→恵比寿

本日は午前午后と、バーナーワーク教室。
前回に引き続きレェス棒の練習を。
レェス棒は何色もの硝子を束ねて作る、多色のガラス棒のこと。出来上がったレェス棒はトンボ玉の模様付けに使ったり、そのままの状態でマドラーや硝子ペンの軸に使います。ベネチアングラスの硝子ペンのイメェジでしょうか。

画像は大量の失敗作。・・・。

昼休み、美篶堂ギャラリーで本日が展示最終日の【ジャン ピエール テンシン「渡せなかった贈り物」 ~ ジョゼフ・コーネルに捧げる ~】展へ。
素晴らしく濃密な箱の世界に、首の後ろに鳥肌立ってしまいました。
箱は勿論、土臭かったり板目の粗さ、素材の『元の形』が見えるものが多いのですがそれがかえって愛おしくなる、洗練され切らずに生活の温度が残っている素材の生かされ方、魚眼レンズの歪な視界を覗き込む幸福感、一日中居たくなる、素敵な展示でした。

午后の教室終了後は恵比寿のatelier drop aroundへ。
テレイドスコヲプの納品に行ったのですが此方も本日が最終日の小熊 千佳子サンの展示を名残惜しく拝見したりお店の方に紅茶を頂いたりしてついつい長居。
鳥籠のディスプレイの隣に羽ばたく禽の作品があって、其れがとても印象的でした。

幸福で、充実した一日。


kana wrote : 2006年03月12日 23:44