2006年06月03日

蔵書票

九段下に出たついでに神保町で開催中の【日本と世界の蔵書票展】へ。
会場では日本書票協会会員と思われる年配の方方で混みあっておりましたが、目当ては「紙魚の手帳」で紹介されていた女性作家の方方の蔵書票。
銅版画、ゴム版画、写真、クロシェなど、手法も素材も多様な作品をひとつひとつ眺めながら、この票をどの書籍に宛がうのが妥当かと不毛な妄想に浸って参りました。
蔵書票、やはり自分でも作りたくなります、が、これはベクターのお絵描きで作ってしまっては雰囲気が出ない気がします。銅版画は無理でも木版画くらいなら何とかなるでしょうか。・・・。

神保町に出たついでにお茶の水まで上って美篶堂ギャラリーで開催中の【成功する仕事場づくり】展へ。こちらは展示というよりも出版記念の特設会場といった印象、もっと書籍の中の世界がリアルに展開されているのかと勘違いしておりました。

御茶ノ水から再び坂を下って徒歩で浅草橋まで。
駅二つ分と高を括っていたら途中で一寸迷いました。・・・。
浅草橋で雑貨の材料を買い足して、秋葉原駅までゆるゆる歩いて今日の散歩は終了。久し振りに良く歩きました。

画像は蔵書票展の作家ミストレス・ノールの展示の一部。
帰宅して暫く蓋を開けていなかった刺繍刑を取り出し、ひとつひとつの紙片を手にして展示の余韻を愉しんだり。


kana wrote : 2006年06月03日 20:11