栃木在住時代に育て始めた棗の木が初めて実を結びました。
東京に戻ってくるときは引越業者に預けられず、鉢を抱えて電車に乗ったのはついこの間のようだけれどもう六年も前のことなのですね。
東京では軒と軒の重なり合うようなところに鉢を置いていたのでなかなか花を付けてくれず、いつの間にか後から植えた山吹やススキに埋もれてしまって手入れも怠りがちだったのに、ひっそりと育っていてくれたと思うと申し訳なくなったり。
いつも何かしらの植物を育てている所為か、節目節目の記憶は植物と繋がっていることが多いので、その植物をみるとそれらの記憶が浮上してしまいます。
棗は東京に戻るときの記憶。それから今の会社に面接に行ったときの記憶。
移転前の本社には大きな棗の木があって、面接に行ったときは枝が枝垂れるほどに青い実がついていたので。
待宵草は豊洲勤務。
神田勤務は植え込みの沈丁花。
今の勤務地は川沿いのソメイヨシノと歩道沿いに植えられた芙蓉。
栃木の学校は周囲一面植物に囲まれていたけれど印象深いのはシマサルスベリと枝垂櫻、それから国際学部だったかの方にあった紅梅。
大学は欅並木と六号館の裏手にあった金木犀。
kana wrote : 2006年07月28日 09:21
棗7年越しですか。頑張って実ってくれましたね、おめでとうございます。
ところで、食べられるの?(すいません、いつも食べる事ばかり気になって!)
kaze wrote : 2006年07月28日 19:47
> kaze さん
棗は食べられますよ~。
糖蜜煮にしたものや乾燥してドライフルーツのようにしたものが中国茶のお茶請けによく出てきますよね。
棗の実は貧血にいゝそうですよ。
カナ wrote : 2006年07月31日 00:39