朝から猫空行。
猫空は台湾茶の産地で茶館が立ち並ぶ地域。
茶畑の続く山の斜面に立てられた茶館からは台北市街地が見下ろせる。
陽射は強いものの風は乾いていて暑さはあまり感じず、郊外に出掛けるには絶好の日和。
木柵線で萬芳社区駅まで行き、其処からミニバスで移動。
まず茶園がそのまま茶館を開いている六季香で金萱茶。
露台の前では店主が摘んだばかりの茶葉を広げて干している。
露台にはごわごわした毛の犬がぺったり昼寝。
自前と思しきお茶は甘く柔らかい香り。
(此処は伝統的な製法で鉄観音を作っているらしいです。帰国してから知りました。)
山を渡る風がお茶の香りなのか、何処かの花の香りなのか甘い香りを含んでいて心地好く、二人でうっとり。
茶摘のお婆さん達がお昼休みで畑から上がってきたのを機会にお店を移動。
今度は眺めのいいお店でお昼を、と、縁續縁に行きたかったのだけれど生憎お休み。隣の店に入る。
こちらは茶館専門の様子。
お昼ご飯と文山包種を頂く。露台からは遠く台北の市街地。
猫空は往復のミニバスに難儀しそうだけれど(A嬢が居たからこそ辿り着けた場所。日本語も英語も多分通じない地域。)、再び台北に行くことがあったら今度は猫空の終点まで行って一日中のんびりしていたい、と思わせるところ。
帰りは私の早とちりでMRTの駅から遠いところでバスを降りてしまう・・・A嬢、御免なさい。
MRTで忠孝復興まで戻り、私の買い物にお付き合いしてもらう。
香港にもあったSASAと、昨日、中山でも立ち寄った誠品書店の本店?に。
SASAは香港の方が楽しかったかな、化粧品の大半は日本製品で目新しさが少なく。
誠品書店では広東語の手製本に関する書籍と簡易製本に関する洋書、大陸モノの剪紙細工、縁起物らしい封筒などなどを大量購入。
夕食はまたも御尊父にご馳走になる。
ガイドブックに紹介される『日本人向けの台湾料理店』青葉へ。海老とカシューナッツの炒め物、蛤のスープ、蟹おこわは蟹が丸一匹乗っかっていて、苦戦して食べる。
画像は上から
バス停近く、道沿いの植生は亜熱帯。人の背丈ほどの薇状の植物とか。
手のひらほどもある蜘蛛。怖くて近付けなかったので望遠で撮影。
木柵の茶畑。山を渡る風、何処を歩いていても甘い馨が漂っている。
蝶が沢山。青いの、黒いの、黄色いの、大きさは日本の揚羽蝶くらいで飛び方はゆったりしてる。
本日の買い物
金萱茶 400元
文山包種 250元
誠品書店(剪紙・封筒・グリーティングカード・他) 1200元
誠品書店(手製本関連書籍) 1100元
土産用お茶(黒茶・緑茶・岩茶) 700元
kana wrote : 2006年09月18日 23:59